【美品】マイセン カップ&ソーサー ブルーオニオン
1739年にクレッチマーが中国写しの染付の技法を生かして
完成させた「ブルーオニオン(青い玉ネギ模様)」。
この呼称は、柘榴(ザクロ)を玉ネギと間違えたため、
という説明が定説になっています。
中国のお皿に写実的に描かれた柘榴は、マイセンでも
初期の頃には忠実に真似られていました。
しかし、それもつかの間、見慣れぬ果物は馴染み深い
玉ネギに姿を変え、桃のような果物、そして竹が
バランスよく配置されることになりました。
組み合わされた数の神秘と共にこの図柄そのものの中にも、
中国伝来のおめでたい「象徴」が描かれています。